Kindle読書の落とし穴
るる子です。
Kindleで読む2冊目の本。
意外な落とし穴があって、途中全く進まなくなってしまいました~。
というのは・・・
紙の本とKindleの大きな違いは・・・
ナルニア国シリーズの1巻(物語の順番としては2番目らしい)"The Lion, the Witch and the Wardrobe"を読み終わりました。
The Lion, the Witch and the Wardrobe (full color) (Chronicles of Narnia)
C. S. Lewis Pauline Baynes
Kindleだと7冊セットで300円という破格の値段。
でもそのせいか、紙の本の対応ページが表示されないバージョンだったんです。
自分がどのあたりを読んでいるかわかりにくくて閉口しました。
紙の本なら、「大体半分」とか「残り少なくなってきた」とか、すぐわかりますよね。
Kindleの場合、当然そういうことはできず、画面の下に表示されるページ数やパーセンテージで判断します。
ところがこの本、先ほども書いたとおり、ページ数が表示されません。
そしてパーセンテージは、7冊全体から見た数字なので、進みが悪いの何の。
読んでも読んでもずーっと5パーセントのままだったりします。
お話は面白いと思ったし、別にどこを読んでいたって関係なさそうなものですが、これが大いに読むスピードに影響しました。
最初は我慢して読んでいたのに、だんだん心もとない気分になり、遂にはイヤになってストップしてしまいました。
うーむ。
人間にとって、自分が取り組んでいる作業が、全体から見てどういう位置付けなのかを理解するのは、本当に大事みたいです。
仕方なく位置No.を使ってみたら
パーセンテージが頼りにならないので、仕方なく「位置No.」という数字を使ってみることにしました。
これは何だかわけのわからない指標で、どうも行数を示しているらしいのですが、たとえば「17,199中、現在1,814」みたいな。
めっちゃわかりにくいでしょぉ~~?
それでも遅々として進まないよりはマシなので、その表示に切り替えたんです。
そしたらね、ビックリすることが起こりました。
何日も何日も停滞していた読書がするする~っと進み始めた。
結局その日のうちに読み終えてしまったんです。
もちろん、物語が後半に差しかかって盛り上がってきたせいもありますが、そこにたどり着くことさえできなくなっていたので。
読書にとって(いや何事もそうなのかもですが)、自分の現在地を把握しながら進むのって本当に大事なのですね。
楽しく読書している時でさえ、こーんなにモチベーションに影響してくるとは思ってもいませんでした。
Kindle読書の落とし穴と言えるかも~。
とは言っても、Kindleのメリットも、もちろんあります。
何しろ数千冊がコンパクトな本体に収まるので、大船に乗った気分。
私はバックライト付きのPaperwhite を選びましたので、寝る前に部屋を暗くしてからでも本が読めます。
あとは内蔵の辞書で単語をパッと調べられるのも便利です。
正直、Kindleで読んだのはまだ2冊だけだし、紙の本の魅力も捨てがたいですよ。
でも上手に使い分けていけたらいいなと思っているのです。
えーと前置きが長すぎて、肝心の本の内容にまでたどり着きません。
長くなりそうなので、別記事にしますねー。